レッサーパンダ共和国

動物園運営の決定的な日米差  

セントラルパーク動物園のユキヒョウ展示舎前に鎮座している寄付者の立派なモニュメントです。
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アメリカの動物園はそのほとんどがお金持ちの寄付(Donation:ドネーション)によって成り立っています。
動物園の運営自体をビジネスでとらえるのかどうかは日本でも賛否が別れるところですが、ビジネスとして単体で成立してるのは旭山動物園のみと聞いています。

日本の動物園でも各地でサポーター制度やアニマルファミリー制度等々を実施している自治体がありますが、アメリカの寄付制度に比べるとその金額の規模は比較の対象にならないほど微々たるものです。
国民性の違いもあるのですが、現状の地方自治体の財政を垂れ流す形での動物園運営には限界が来ているようです。
(例えばM動物園では毎年4億円を自治体からの支出(税金)で補っています)

景気の良い頃は企業からの多額の援助を期待できた時期もあったようですが、今後そのような時代が来ることも期待薄です。
動物園などに寄付するぐらいなら会社の利益を考えたら政治家に献金する方が得策と考えているかもしれません。
動物たちに良い環境を与えるためには如何せん相当な資金が必要です。
東京都以外の自治体が運営する動物園は資金に余裕があるとは言えない状況が今後も続きそうです。


そんなことは全く関知しない動物たちは今日もマンハッタンのど真ん中で優雅にお昼寝です。
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私が訪れたこの日は閉園間際に園の真ん中にパーティー会場が設営され始めていました。
高額寄付者を集めての盛大な謝恩パーティーが開催される当日だったようです。
日本のように感謝状一枚を送りつけるのではなく、定期的なパーティーを開催して動物たちの近況報告、絶滅危惧種の状況説明、寄付者への感謝のスピーチ等々が行われています。
アメリカってこういうところが日本の動物園運営より100歩も進んでいるように感じました。
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安い入園料で日々動物園に通える自分は幸せ者なのですね。
感謝の気持ちを持てる人間になりたいですね。
特定の園に物理的な援助を自分自身も始めています。
好きな動物によりよい環境が与えられるように願いを込めて。。。
by klooney | 2010-12-02 06:23 | NYセントラルパーク動物園